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メインコンテンツにスキップ グローバルメニューにスキップ | フッターにスキップ メニューボタン 対象者別 入学希望の方 卒業生の方 地域・一般の方 企業・メディアの方 在学生 教職員 探す アクセス Language JP EN TOPHOT TOPICS大島 資生https://www.tmu.ac.jp/hot_topics/tmunavi/hum/humanities/4312.html 東京都立大学の「学び」を体験! ― 大島 資生 #ミニ講義#人文社会学部 Profile 大島 資生 教授  【教員紹介】 人文社会学部 人文学科日本文化論教室 キーワード 文法, 言葉, 日本語学 私たちは日本語のきまりや仕組みをすでに知っている 「ちっとも」と「さっぱり」の違い 「ちっともわからない」と「さっぱりわからない」、この2つの文は、ほとんど同じ意味に見えます。ならば「ちっとも」を使った文は、すべて「さっぱり」に置き換えることができるかというとそうではなく、「あの絵はちっとも美しくない」とは言いますが、「あの絵はさっぱり美しくない」という言い方はしません。また、「英語がさっぱり読めない」とは言いにくいのですが、「英語がさっぱり読めるようにならない」ならば自然です。このような文例をたくさん作っていくと、「ちっとも~ない」という文が単純に否定を表しているのに対して、「さっぱり~ない」のほうには、変化のニュアンスが含まれるのだということがわかってきます。 日本語における意味論 このようにことばの意味を考える学問が、日本語学の中で「意味論」と呼ばれるものです。ことばというものにいろいろな側面があるように、日本語学にも音声、語彙、文法、方言、日本語史など、さまざまな分野があります。意味論というのは、その中でも、日本語の意味について考える学問です。ことばの意味というと、なんだかとらえどころがないように感じるかもしれません。しかし、「ちっとも」「さっぱり」の例のように、私たちは、文を作るときに無意識のうちに一定のきまりに従ってことばを選んでいます。つまり日本語の意味論というものは、実は私たち自身がすでに知っている日本語という言語のきまりや仕組みを深く探っていく分野なのです。 日本語学は一種の科学 このように、私たちがすでに知っていることばに関するさまざまなことがらを、きちんと説明できるように掘り下げるのが、日本語学の研究方法です。そのために、例えばあることばがある状況で使えるか、実際に文を作ってみて繰り返し検証します。仮説を立て、実験し、検証して先に進む日本語学は正に一種の科学です。身近だけれど奥が深い、高度な実験器具など必要とせず、紙と鉛筆さえあればどこででも研究できる学問なのです。 実例で読み解く日本語文法のおもしろさ 「昨日の授業は学生が10人も来なかった」 ここに挙げた文は、2通りに解釈することができます。「(10人に満たない)5、6人しか来なかった」という意味と、「10人が欠席した」という意味です。なぜ2通りの解釈ができるのかを考えていくと、打ち消しがどの部分にかかるのかによって意味が変わるということがわかってきます。「10人来る」という部分を打ち消していると考えると、「5、6人しか来なかった」と解釈できますし、「来る」のみを打ち消していると考えると、「10人が欠席した」と解釈できるのです。 「私は(   )ここへ来ました」 次に、この文の( )の部分に、以下の言葉を入れていくとします。「4月」「先週」「月曜日」「去年」「15日」「さっき」「2007年」です。どれも時を表すことばですが、これらのことばは2つのパターンに分類することができます。「4月にここへ来ました」とは言いますが、「先週にここへ来ました」とは言いません。「に」がつくかどうかで2種類に分けられるのです。「に」がつかない言葉は、「先週」「去年」「さっき」の3つです。これらの言葉がほかの言葉と違う点とはなんでしょう。それは、この3つは、いつ使うかによって指している時が変わってしまう言葉だということです。つまり、「4月」「15日」などが、絶対的な時を表すのに対して、「先週」「去年」などは、相対的な時を表す言葉だということになります。 日本語の文法は私たちの中にある 最初の例文が2通りに解釈できるということも、2つ目の例文のように時の表現には2通りあるということも、私たちは直観的に理解しています。私たちの中に、日本語の文法がきちんとあるからこそ、文章の曖昧さや不自然さなどを読み取ることができるのです。日本語学とは、日本で生まれ育った人間なら誰でも自然に会得している日本語のルールを、改めて読み解き、分析していく学問なのです。 高校生・受験生の皆さんへのメッセージ 私たちは言葉を使って、見たことや聞いたことを相手に伝えたり、相手に働きかけたりしています。言葉は、人間が世界をどうとらえているか、あるいは世界に対してどう対処しているかをそのまま映し出す鏡ということができます。したがって言葉について考えるということは、結局、私たち人間が何者なのかを考えることにつながっていくのです。人間を深く知りたいと思う人は、ぜひ言葉の世界をのぞいてみてください。私たちがふだん何気なく使っている言葉の背後に、驚くほど豊かな世界が広がっていることがわかります。 夢ナビ編集部監修 教員紹介 教授 大島 資生 人文社会学部 人文学科 日本文化論教室 人文科学研究科 文化関係論専攻 日本文化論分野 元のページに戻る Page top 大学について学部・大学院教育の特長研究・産学公連携国際展開・留学学生生活・キャリア入試案内キャンパス・施設案内ニュース・イベントHOT TOPICS教員紹介 入学希望の方卒業生の方地域・一般の方企業・メディアの方在学生教職員 お問い合わせ関連リンクサイトマップサイトポリシープライバシーポリシーソーシャルメディアポリシーWEBマガジンメトロノワ調達・契約情報 ©2024 Tokyo Metropolitan Public University Corporation Follow Us 都立大X 都立大Channel Open/Close大学についてOpen/Close大学の目的・使命学長メッセージ学長メッセージ <メディア>TMU Vision 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